WORK NOT WORK
FACTORY TOUR

ワークノットワークが絶対的な自信をもつプロダクトのクオリティ。
それを支えているのは日本国内の高い技術をもつ職人たちです。
何食わぬ顔でお店に並んでいるそれぞれのプロダクトには、様々な職人の技と想いが詰まっています。お店にたどり着くまでのストーリーがあるのです。
ワークノットワークが今夏におすすめするTシャツのひとつ「接結ポケットTシャツ」ができあがるまでに関わった職人たちの姿に迫ります。

接結ポケットTシャツ

接結ポケットTシャツ
商品番号:UW85-11U075

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第1部は「生地編」。
Tシャツの肝である生地はどのように作られているのか。その生産背景に迫ります。

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2018年1月15日。和歌山県海南市

肌を刺すような冷たい空気のなか、私たちワークノットワークのクルーが赴いたのは和歌山県海南市の「眞生産業有限会社」。
和歌山県は昔から繊維業が盛んな地域。
繊維業の中でも、ニッター(編物業者)が多く、現在県内60社ほどあるそうです。
その中で、それぞれの工場が得意としていること、その工場でしか作れないオリジナルの生地があり、私たちは依頼したい内容に合わせて工場を変えています。

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到着して迎えてくれたのは、眞生産業有限会社の代表取締役社長、「山本勝誠」氏。
会社員を経て父親が立ち上げた工場を継いで16年。
生地の生産が海外に移行し、国内のニッターが減っていく中、職人たちの熟練した技術を武器に、多くのブランドや企業から依頼を受けている企業です。

眞生産業有限会社 代表取締役社長 「山本勝誠」氏

眞生産業有限会社 代表取締役社長 「山本勝誠」氏

そしてもう一人が、有限会社スティルライフの代表取締役、「山本新司」氏。 (後列中)
ニッター、染色、縫製など、国内の様々な工場と連携をとり、工場と企業の橋渡し役を担っておられます。

独特な風合いを生み出す編み機

早速 、二人の山本氏に案内され工場内へ。

迎えてくれたのは、現在では使用している工場も少なく稀少性の高いこの編み機。生産されていない部品も多く、手入れに手間もかかりますが、最新の機械ではだせない独特な風合いに仕上がるため、機械を変えずに使い続けているそう。
この機械を使って「接結ポケットTシャツ」に使用するための生地を編んでいきます。

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「気温によって機械の状態が変わるので、毎日調整しています。
と眞生産業の山本氏。臨機応変に対応できるのは長年の経験があってこそ。

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「接結ポケットTシャツ」の「接結」というのは、2枚のニット生地が重なってできる生地の名前です。
その接結の生地を、積み上げてきた技術とノウハウから、得意としているのがこの「眞生産業」なのです。
針を調整することにより2枚のフライス天竺の生地をつなげていきます。
生地に小さな点が無数にありますが、これがつなぎ目です。
また、ゲージをローゲージにすることで、ガーゼのようにふんわりとやわらかく仕上がるようにしています。

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数十本もの糸が集まり、ゆっくりと編まれていく生地。

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こうして1日2反ずつ、1週間かけて必要な生地が編み上がると、次は生地を検品します。
この生地は、ゲージが粗く「傷」に気づきにくいため、1反ずつ丁寧に検品していきます。そしてこの検品が終われば、次の行程を行う工場へと出荷されていきます。

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日本の工場で作る生地は他に同じものがなく特別

スティルライフの山本氏は言います。
「例えば中国で生産している生地は、確かにきれいだけど全部が同じ顔をしていて、どこかおもしろくないと感じているんです。国ごとの感性が一番の違いなのかもしれないですね。
日本の職人によって作られている生地は、それぞれの工場の特徴がでて、どれ一つとして同じものはない。
和歌山の名産の『みかん』でいうと、ほんの小さな傷が一点あるだけで『傷もの』になる。けど、甘くてすごく美味しい。みんな、きれいなものを買いたがるけど、美味しい方が絶対良いですよね。産地の人は美味しい方を絶対買います。
生地にも同じことが言えるのですが、決してきれいな表面ではなく製品化ができなかった生地も、『味がある』として価値が生まれ、日本の市場に受け入れられ始めています。
日本の工場で作る生地は他に同じものがなく特別。それが魅力なのではないでしょうか。」

有限会社スティルライフ 代表取締役 「山本新司」氏

有限会社スティルライフ 代表取締役 「山本新司」氏